大学を卒業したり、新社会人となった際などご家族や友人から記念のお祝いの品をもらうものです。贈る方の年齢に応じた品を選ばれる傾向ですが、特に多く流通をしているのがボールペンです。年齢に関係なく使うものであり、常に持ち歩くことを考えると贈り甲斐があると思われることでしょう。贈答用だと多くの方が名入れボールペンを選ばれる傾向です。
デパートやネット通販でも買い求めることができる名入れボールペンは、一般的には本体に名前を刻印するものです。そこでここでは、この名入れボールペンの刻印方法について解説をしていきます。以前は職人が1本ずつ手作業で彫られており、グラインダーという工具を使用していました。0.01ミリから1ミリのさまざまなグラインダーを駆使するのが特徴で、色んな書体の文字を再現することが可能でした。
印鑑を生み出す技術と同じであり、1本を仕上げるのに大変な時間を要したほどです。このため名入れ製品は高級な品というイメージが定着をしていました。昨今では職人が刻印をする以外に、機械で実施をするのがポピュラーとなっています。大手文具会社では、レーザー装置を使用しており大量生産にも対応をしています。
レーザーの場合だと短時間で美しい名入れを実現できるため、販売価格も大幅に下げることが可能です。昨今では企業や学校のノベルティに採用されるケースも多く、どなたでも一度はどこかで手に入れたことのあるペンでしょう。