名入れボールペンの利用には種々のシーンが考えられますが、恐らく数量的に最も多いのは企業やお店の販促品、つまりノベルティグッズとされることです。これは企業とか商店が主体となるものですから、その担当者でもない限りは自分で制作したり発注したりした経験のある人はそう多くないかもしれません。しかし、きっとどんな人でも1本や2本はそのような名入れボールペンをもらっており、実際に今でも持っているに違いありません。ペンケースとか机の引き出しなどを見てみれば、自分で買ったりした市販のボールペン以外に、何かの粗品とか記念でもらったようなものが必ずあることでしょう。
それは確実に企業のロゴマークとか商品名などが名入れされているはずです。販促品とかノベルティグッズには他にも様々な商品が利用されていますが、それでもボールペンは代表的なものになっています。単価の安さや使う人を選ばないこと、さらには比較的長期間にわたって使い続けてもらえることが大きな理由です。市販品を見ても分かるとおり、安いものであれば1本100円程度で買えます。
まとめて発注する場合にはさらに単価は安くなり、名入れコストを含めても1本あたり数十円でできることもあります。筆記具を全く利用しないという人はまずいないでしょうし、普通の使い方をしていれば1週間とか1ヵ月程度で使い切って捨てられてしまうようなこともなく、長い間にわたって手に取ってもらえます。